とあるエンジニアの生活記録

とあるエンジニアの生活記録

とあるSIerのエンジニアの雑記です。

春から社会人大学院生になります

お疲れ様です。

2022年4月より、都立産業技術大学院大学情報アーキテクチャコースに進学します。

会社員のまま進学しますので、なかなか時間が大変になりそうだなというところもあり今までの振り返りを改めてしようと書いた次第です。

(巷で嫌われている自分語りに近い?笑)

 

略歴

年齢:26歳

性別:男

職業:会社員、システムエンジニア4年目(日系ユーザ系Sier

領域:アプリケーションエンジニア。R&Dをしてたりもする。

居住:東京

出身:関東近郊

学歴:都内中堅私立大学経済学部卒業

所帯:独身

 

いつかどなたかが、キャリアに迷ってしまった際のご参考となれば幸いです。

 

 

動機

今回社会人大学院に進学する動機としては、以下の3つです。

①良いIT技術者に必要な基礎知識を改めて学習する

②体力と能力のストレッチ

③トラウマの払拭

 

①良いIT技術者に必要な基礎知識を改めて学習する

これは文字通りです。

基本情報は持っていますが、それだけではまったく足りないのは同業者の方なら同意いただけるのではないでしょうか。

ソフトウェアというのはハードウェアとも密接に関わりつつも、ネットワークやセキュリティ、ユーザとのインタフェースまでカバーします。この時代にソフトウェアを介さないで制御をするようなものはほとんどなく、さまざまなソフトウェアがますます必要とされていくものと思います。

そんなところに文系学部卒で飛び込んでしまったので、力不足をさまざまな場面で感じます。そんなより高度なソフトウェアやシステムが求められる時代において、若い時期に基礎知識を改めて叩き込むのは悪くない判断だと思料しています。

②体力と能力のストレッチ

独身ゆえ仕事のみに生活を振り切ることもできますが、家庭を持てば仕事に全振りした結果としての成果を出し続けることはできなくなります。

何かを犠牲にし続けることは難しいです。持続可能な仕事スタイルにしなくてはいけないでしょう。そこで、技術者としての基礎体力を鍛えながら仕事をしていくことを選びました。

体力も能力もストレッチすることになりますが、ちょうど良い機会かなと。

(大学院は最悪退学しても生活に影響はないのでいい塩梅のチャレンジと思っています!)

 

③トラウマの払拭

これは非常に個人的、感情的なものになります。

学生時代、実は商社マンになろうと思っていました。そのため、英語が必須と考え留学を志していました。

IELTSのスコアをとり、とある英国の大学に留学することが決まっていた状態で休学してシステムエンジニアの仕事でお金を貯めていました。ですが、当時英国がEU離脱するといういわゆる「Brexit」が起きた影響で、派遣留学ができなくなってしまいました。そのための大学選び(派遣留学なので安い&多国籍企業でのインターンシッププログラムがついていたプランが当時あった)をして、青春の一年を捨ててお金を貯めたというのに...というものでした。

留学のための数年がかりの計画が頓挫した、どうしようもないやるせなさはまさに若き日の挫折そのものでした。(当時付き合っていた彼女に振られたのも追い討ちでしたね笑)

このまま普通に終わってなるものか、という執念を持ちつつ過ごしてきました。

今回こそはと思っています。別に大学院を卒業したからといって何も変わるわけではありませんが、あの時の自分に終わったよ、と言える気がします。

 

目標

学位を取得しつつ、コンピュータサイエンス情報アーキテクチャの知識を身につけて世界の最前線にいるトップTierのエンジニアのみなさまに追いつけずとも、同じ景色を見て同じ語彙で(英語って意味ではないですよ、できたらすごくいいですけど)コミュニケーションできるようになることが狭義での目標です。

広義の目標は、自分の理想とするシステムを作り上げられるだけの力量を身につけて、どのような組織やビジネスを通じてでも社会の発展に貢献できるようになることです。

 

技術者として

現在、ユーザ系企業のシステムエンジニアをしています。プロジェクトマネジメントをやっているかと思いきやコードを書いているタイプの少数派です。

オンプレ基盤もあり、やはりハードもソフトもわかっていないと太刀打ちできない事象が起きます。なので、たまにいるプロパーなのにめちゃめちゃ強い人に憧れていたり。

大学院を意識するようになった転機は、尊敬する上司がITコンサルとして転職していってしまったことでした。仕事がいわゆる上流になってしまったことが引き金となってご転職を決められたようでした。(そんな元上司が同じ現場というか弊社の別部署に派遣された、みたいな話を聞いてその選択はありだなと思いましたが)

日系Sierあるあるなのですが、コード書くのは若手で徐々に上流工程をやっていくのを卒業と称し、コーディングはベンダーに丸投げ、みたいな文化があります。これを繰り返した結果ベンダーさんいないとなんにもできないプロパーエンジニア(笑)が出来上がってしまうシーンが繰り返されてきたのだと思います。

私はこれにはなりたくなかったのです。システム屋がソフトウェアを作れなくなったらオワコンです。

 

人生観

環境は選べないのですが、どう生きてどう死ぬかは選べると思っています。死ぬ時にやりきったなぁと思えたら、最高にイカした人生にできたんだなと思える気がします。

あと周りの人を幸せにできたらいいなと思っています。自分の手の届く範囲が広がれば、よりできることが増えたら、きっと周りを幸せにできるんじゃないか、その延長線上で、社会に何かしらできるんじゃないか、みたいに思ってます。

なのでいいシステムが作れるようになったら、より社会の発展に貢献できるんじゃないかと結構本気で信じています。(いつかこれを見て自分で青いなぁと思う日が来てほしいですね笑)

 

所感

履修、どうしようかな。笑

生活状況などもたぶん参考になるかと思いますので、余裕あれば記事にしようと思います。